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中能登町にとって、七尾市のパトリア閉店は他人事ではない!

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七尾市最大規模の商業ビルであるパトリアが、2019年2月15日に破産を正式に決定した。
突然のことで戸惑う関係者や市民が多く、大きな騒ぎとなっている。
私は隣町である中能登町の住民だが、この出来事を聞いて思ったことは「地方の衰退は地元住民の協力する意識が不可欠である」ということ。
地元住民の意識とは何かというと、できる範囲で地元のお店を利用することで応援すること。
当たり前のようで、地元住民は案外考えていないことである。
隣の地域で起こった今回の閉店騒ぎだが、シンボル的な商業ビルがなくなってしまうとどうなるのか? 

負の連鎖を考えてみよう。

 

 

 

気が付いた時には手遅れ。大切なものを失う恐ろしさ。

 

さあ、週末に家族で買い物に行くとなると、中能登町民はどこに行くのでしょうか。
恐らく、近場だと”かほくイオン”あたりだろうか?
車で1時間もかからないし映画もありレストランも充実しているので、ファミリーでも楽しめる。個人的にも大好きな商業施設だ。
ただ、私は普段の買い物は地元のお店を使うことを心掛けている。
例えば雑誌などは全国どこで買っても同じ中身なので、私は本の類は地元中能登町の本屋で買うようにしている。
”百均”にしても中能登町にはアルプラザがあるので、同じ100円均一の商品ならばかほくイオンで買うくらいならば中能登町で買う。
家電だってそうだ。

七尾~羽咋と周辺一帯の家電量販店の価格帯を調査して、1円でも安く買うことに喜びを見出す人が多いが、500円や600円安く買うために何時間もかけて周り、ガソリンを使ってまでもすることなのかと不思議に思う。
それならば、地元のK`sデンキ中能登町店で買い物すれば、店の存続の助けになるし、時間も大切にできる上、ポイントも1店舗に集約できる(K`sデンキにはありませんが)。

最近の流れで通販を利用する人も多い。
ネットショッピングは種類も豊富で価格も安いので、かく言う私もよく利用するのだが、送料の点も含めてお店で購入してもそれほど変わらないのならば、地元の店舗を使うようにしている。
条件がほぼ同じならば、意識して中能登町の店舗を使うように心がけている。
皆さんはどうだろうか?
同等の商品価値ならば、地元の店舗をできるだけ利用することを意識しているだろうか?

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まわりまわって自分に返ってくるものだ・・・

コンビニなどの店舗でも同様の事がいえる。
系列が同じ店舗ならばどこでも同じ商品が買えるのがコンビニのいいところだが、これもやはり地元の店舗を利用するべきである。
コンビニすらないような町にはなってほしくないので、私は極力町内のコンビニを使うようにしている。
「ダメな企業やお店が潰れて淘汰されるのは当たり前」と言いたいところだが、実際に店がなくなると不便になるのは自分たちである。

協力をあてにして、企業努力を怠ってしまうこともあるかもしれない。

だが、あえて「協力する意識は必要」と言いたい。

 

日本では、過疎化が進みガソリンスタンドが無くなっていくことで、わざわざ遠くまでガソリンを入れに行かなければならない地方が増えてきている。
「ガソリンなんてどこで入れても同じだから」と意識が低い住民が多いと、まわりまわって自分たちの首を絞めることになる。
中能登町のお店が少なくなれば雇用も減り若者も減る。消費者も減る。

負のスパイラルにより衰退の一途をたどることは誰でも分かっていることなので、その先がどうなるかよく考えてみよう。

 

 

お客のニーズの激しい変化が店舗を苦しめる

30年ほど前は大型デパートが建ったことにより、地元の小さな個人商店などが軒並み店を閉めることになった。
なんでも商品が揃っていた総合デパートには夢があり、高い集客力を誇っていたために、個人商店は全く太刀打ちできなかったからだ。
しかし、今はその流れが変わってきている。
いくら巨大な総合デパートでも、売上が下がり続けることによる撤退が相次いで起こっているのである。
佐賀県のイオン撤退が最近ニュースになっていたが、巨大な店舗でも採算が合わないために撤退するケースが増えてきている。
お店としての形態が変わってきていることが原因で、以前に個人商店を苦しめた巨大店舗を苦しめているのは、中小規模のスーパーとネットショッピングの普及だ。
中規模の業務用スーパーの安さ、小規模店舗であるコンビニの便利さ、そして圧倒的な品揃えのネットショッピングなどにより、大型デパートは中途半端な存在となりつつある。
人口が増えない上に多様化がすすむ現代の社会は、大型店舗がその変化に対応することは難しい。

今のところ中能登町は恵まれている部分があるので、今回の七尾市のパトリアの問題を見て手遅れになる前に中能登町民は考えてほしい。
大切な物はなくなって気が付くものだが、そうなっては遅い。
普段は何も協力しないくせに、なくなったら「不便だ。続けろ!」と文句を言うばかりではなく、長い目で見て、日頃から50円や100円くらいなら地元協力のために身銭を切ってもいいのではないかと思う。
七尾のパトリアを教訓として、今こそ色々な意味での地元の支えあいが大切なのではないだろうか。

最後に、
個々の行き過ぎたわがままが企業の存続を苦しめて、ブーメランのように自分たちに返ってくることに気が付いていますか?

自分だけで社会が成り立っているのではないのですよ。